命の行進 2011年 趣意書
命の行進
東日本大震災犠牲者慰霊行脚
去る3月11日の大震災により無惨にも沢山の尊い命が犠牲となりました。そして被災地ではいまだそ
の悲しみも癒されぬまま、未来に希望も見いだせず、苦しみの日々が続いています。
やがて物質的な問題は解決されましょうが、根本的な心の苦しみは解放されません。まずはこの尊い命の犠牲を慰め、そして次に、我々人類はこの先どの様に生きてゆくのか真剣に考えねばなりません。
今こそ、全人類が反省し、目覚め、動き出す時がやってきました。今は空しく手を拱いて傍観している時ではありません。次に予測される、さらなる悲惨な現象をなんとしても止めねばなりません。
藤井日達聖人曰く
たとえ科学的には、この天変地夭（てんぺんちようー天地に起こる自然異常現象）と日本の亡国の国難とが、関係ないことが確実に証明されても、それでもなお、この天変地夭に対して私らは南無妙法蓮華経とお唱えし、この精神運動によって、民心作興（民衆の心の精神性を高める）の運動を起こさんではおられないのであります。
我々は歩き出します。
天を仰ぎ、一歩一歩地を踏みしめ祈ってまいります。
その祈りはやがて大きなうねりとなり、天をも人をも動かす大きな力となる事でしょう。
この行進は、６月1８日千葉県成田仏舎利塔にて震災犠牲者百箇日追善供養の法要を営み、旭、高萩、いわき、福島県庁前3日間断食、相馬、岩沼、仙台、石巻、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田、釜石、宮古等の各被災地を慰霊行脚し、7月３０日岩手県宮古市浄土ヶ浜にて終結します。
この行進は、主義主張、宗教、宗派、人種、全ての壁を取り除いた、
平和を希求する者全てが共に祈りに歩く行進です。
この行進は、母なる大地と生きとし生ける者全ての命を護る為に祈り歩く行進です。
志しのある方なら、たとえ１時間、１日でも、間接的にお手伝いされる方でも、
老若男女どんな方でも参加出来ます。
この行進に参加される方にはリスクが伴います。
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放射能汚染されている地域は極力避けるようにしますが、安全が保障されるとは言えません。
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各自荷物（テント、寝袋、マット、必要最小限の私物）を背負って歩きます。
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被災地を歩くので、食事、宿の保障はありません。基本的にはテント生活です。
あえて危険を冒す訳ではありませんが、「命がけの行動でなければ、天も人も動かすことが出来ない。」 という所に、我々の行動原理がありますので、ある程度の覚悟を持って参加してください。
主催：日本山妙法寺
矢向由季 090-5758-8848
三浦錬浄 090-2608-8933
佐藤達馬 080-3603-2524
